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【海外FinTech最新情報】Fintech Americas Conference2015

カテゴリー: ビジネス
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Fintech Americas Conference2015

10月の22日から23日、アメリカのマイアミ(北米大陸の南東部、フロリダ州の主要都市)にて、Fintech Americas(米Fintech会議)が開催されました。

 

fintechamericas

 

Fintech Americaとは

銀行業界がよりイノベーティブになることを促しつつ、銀行とスタートアップの架け橋になろうというコンセプトのもと始まったイベントです。業界内での学びの機会を提供したり、イベントの参加者たちがエコシステムの中で協業していく上での支援などを行っています。
今年は、アメリカやラテンアメリカから、銀行員や、金融サービスの役員など420名が参加しました。

 

今回のトピック

MIT Innovation Teams Program共同ディレクターや、デロイトのプリンシパルなどが講演を行った他、ハッカソン(*1)デモも行われました。

講演のテーマは、
・電子決済のイノベーション
・資産管理の10の破壊的トレンド
・イノベーションのための技術プラットフォーム

など。
銀行員がどのようにFintechと関わっていけばよいのかについてや、Fintech業界の今後の動きについて知ることが出来るようになっていたようです。

 

なぜマイアミなのか

今回の開催地はアメリカのマイアミ(北米大陸の南東部、フロリダ州の主要都市)でした。アメリカのFintech業界というと、シリコンバレーのハイテクなIT企業群や、ウォール街のような金融街をイメージしてしまいそうですが、実はマイアミも今、主に中南米向けにサービスを行うFintechが熱いエリアになっているんです。

なぜかというと、ラテンアメリカに近いところに位置しているから。

アメリカには現在、約357万人のラテンアメリカ人が居住しているとされ、母国に住む家族に仕送りをしているケースが多いです。米州開発銀銀行の調査によると、昨年1年間の送金額は約6500万ドルだったとのこと。他方、ラテンアメリカ諸国には信用力などの問題で「銀行口座を持っていない」人が、人口の1/3近く、2億1000万人(*2)いるとされています。

そうした背景から、携帯で簡単に海外送金を出来るようにするなどのFintechサービスに高い注目が集まっているのです。

先ほども述べたように、マイアミはラテンアメリカに近い位置に有り、メキシコやアルゼンチンなどからの移民の方が多く住んでいます。かつ、ラテンアメリカ諸国でビジネスを行うよりも、資金調達などを行いやすいメリットもあります。

ラテンアメリカ諸国へ向けたFintechサービスを展開するには、理想的な立地だということ。

社会的な課題を、最新のテクノロジーや、イノベーションで解決していくということは、大きな意義があると思います。

今後も、海外Fintechの情報をウォッチしていくので、お楽しみに。

 

*1) ハッカソン:  《「ハック」と「マラソン」からの造語》ソフトウエア開発者が、一定期間集中的にプログラムの開発やサービスの考案などの共同作業を行い、その技能やアイデアを競う催し。-by コトバンク

*2) ラテンアメリカ諸国の人口はトータルで5億7000万人 

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